キリスト教教会でのマナー

<例>

キリスト教教会に訪れるときに、気をつけた方がいいことは?

<解説>

観光地などで、誰にでも見られるように開放しているキリスト教教会もあります。
しかし教会はあくまでも宗教施設ですので、見学にはマナーが必要とされます。

■行動について
キリスト教教会に限らず、宗教施設に入るにあたっては、その宗教の信徒がとるであろう行動を心がけて下さい。
また、入るときに黙礼などすると一層良いでしょう。

たとえ観光地に旅行で来ていても、宗教施設内ですので、静粛にして下さい。
ケータイもマナーモードか電源を切っておくと良いでしょう。
写真撮影は、多くの教会では自由ですが、あくまでも宗教施設ということを念頭に入れた行動を心がけましょう。フラッシュ撮影は迷惑となることが多いです。
入り口に撮影禁止マークなどがあれば、中での写真撮影はできません(建物の外観の撮影は自由です)。

なお、多くの教会では、少々のお金を寄付する献金箱がありますので、神社仏閣に参拝するとき同様に、小銭を用意しておいて下さい。

■服装について
基本的に自由ですが、肌の露出が多いもの、極端に短いスカート、半ズボンなどはあまり望ましくはありません。
また、手袋や帽子は必ず脱いで入りましょう。リュックサックも手に持ちましょう。
人の家に訪問する時と同じように考えると、無難です。

■時間について
多くの教会では、日曜日早朝に礼拝を行っています。
見学だけの場合は、その時間は避けたほうが良いでしょう。

■お祈りについて
キリスト教のお祈り方法には色々ありますので、周囲の信徒さんの真似をしていれば大丈夫です。
もちろん、かしわ手は禁物です。


<状況>

・内陣(祭壇)の所は、神聖とされる場所です。絶対に立ち入らないようにしましょう。
・ミサ(礼拝)は神聖な儀式です。ミサ中の写真撮影は止めましょう。
・祈っている人の撮影は避けましょう。
・教会内での飲食や、タバコの喫煙は禁止です。
・もちろん、大声で騒いだり走り回るのもマナー違反です。特にお子様は、同伴者が気を配って見学するようにしましょう。
・教会内にはいろんな物(祭礼品、装飾物など)があります。むやみに手を触れないようにしましょう。

<失敗談>

旅行中に、観光で教会を訪れ、ついついはしゃいでいろいろと見回ったり、写真をとったりしていたら、他の人に白い目で見られてしまいました。

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